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          學部長あいさつ

          法學部長 大石 泰彥 [Yasuhiko Oishi] 法學部長 大石 泰彥 [Yasuhiko Oishi]

          法學部長 大石 泰彥 [Yasuhiko Oishi]

          學部長あいさつ

          青學は、私の母校です。

          私が青學法學部(そのころは「AOYAMA LAW」という愛稱はありませんでした。)に入學したのはいまから30年以上前のことですが、その後、そのまま本學の大學院へ進學し、20代のほぼすべてを青山キャンパスで過ごしました。大學教員になってからは、別の大學に勤務しておりましたが、10年ほど前にAOYAMA LAWの教員として戻ってきました。青山に戻ってきたとき、新しい建物が増えて、キャンパスの風景が大きく様変わりしていることに驚きましたが、正門から一歩、緑豊かなキャンパスに入った時に感じる、まるで自分の家に帰って來たような「ほっとする」感覚は昔のままでした。

          AOYAMA LAWの素晴らしさの一つは、この「ほっとする」感覚だと思います。大學の周囲には渋谷?青山?表參道という現代日本の文化を牽引する街が広がり、大勢の人々が往來し賑わっています。青學に入學する學生は、すぐにそんな街にとけこみ、多くのクリエイティブで刺激的な人々に出會うことになるでしょう。一方で、そんな街の中心に、學生のちょっと緊張した気持ちを和ませ、「刺激」を「成長」に変換させる靜かな思索の森が広がっているのです。そこに棲息する友人や先輩、そして教職員は、入學した一人一人の成長を支援し、暖かく見守ってくれるでしょう。

          ここ數年、大學、特に法學部に向けられる社會の視線は厳しさを増し、その価値が「入試偏差値」「國家試験の合格者數」「就職率」などのわかりやすい數字で測られ、序列化される傾向にあります。その一方で、それぞれの學生の悩みや迷い、それらを通した人間としての豊かさの獲得など、數字では表すことのできない価値は捨象されがちです。しかし、貴重な大學の4年間は、決められた競爭路の中で走り続け、他人を追い抜いていくためだけにあるのではありません。その4年間は、本當は、みなさん自身が「どう生きたいのか」「どう生きるべきなのか」を真剣に考え、それぞれが「自分らしい未來を見つける」ために用いられるべきものです。

          「ビジネス法」「公共政策」「司法」「ヒューマン?ライツ」という個性的な4つのコースを擁し、現代社會のさまざまな課題の研究に取り組むスタッフが、學生との濃密な交流の中で教育を行うAOYAMA LAWは、人が個性的に成長していく場として、とてもよい條件を備えていると思います。人生の基盤を作る大學4年間、みなさんも青山の森に本拠地を定めて、自分、そして社會に真摯に向き合ってみませんか。

          se五月